特定非営利活動法人

一宮ボランティアグループリーダーの会

設立臨時総会開催

４月２０日 一宮市社会福祉協議会急速に進む少子高齢化、雇用の変化、ＩＴ社会の進展と、一宮市の基幹産業である繊維産業の長期低迷など、社会情勢に大きな変化が起きて、市民生活に影響する課題が色々出てきました。いままでの行政依存体質から脱却して、市民もこれらの課題に取り組む、いわば「市民が参加することを通して創り上げる新しい公共」を行政や企業とも協働しながら、実現していくことが必要です。地域活力の減退、中心市街地の空洞化や防災活動の形骸化など問題解決に向けていろいろな市民活動団体やＮＰＯの充実発展が必要となってきています。そして核家族化が進んだ作今、家族間で介護や育児を支えるにも思うように任せない状況にあります。いまこそ近所や地域の人たちが助け合って支えあう町であってほしいと思います。私たちの会は、平成１５年３月に一宮市の市民活動の活性化を目的とした中間支援組織として発足しました。一宮市市民活動支援センターの運営協力を柱として、市民活動・ボランティア団体の活動支援や障害者の無償移送活動等を行ってきました。急速に増加してきました市民活動団体などの連けいを図る大交流会も2回開催しました。加えてこれからは、有償福祉移送事業の開始、地域ビジネスの創出支援や「まちの駅」ネットづくりによる多くの市民の出会いと交流を通じて元気な町づくりの支援をしていきます。この度、市内の移動困難者の増加に対し、改正道路運送法（平成１８年１０月）による有償福祉移送事業を開始することになり、円滑なる事業の運営と充実を図るため、当臨時総会で法人化の準備を進めることが議決されました。
写真は（浅野会長挨拶&説明・会場で撮影）