- 2007/10/04
TFG青少年自立のための職業訓練支援inスリランカ JICA草の根技術協力事業・TFGプロジェクトの活動報告資料 スリランカで国際協力・NPO法人タランガ・フレンドシップ・グループ(TFG)
スリランカは、インドの南に位置する島国です。人口は約1970万人です。紅茶が有名で、昔はセイロンと呼ばれていました。仏教が盛んな国で日本にとっても重要な友好国です。 スリランカは一人当たりのGDPが1200ドル程度の発展途上国です。この国で貧困緩和のためのNGO活動をしている団体があります。三重県鈴鹿市に本部を置くNPO法人タランガ・フレンドシップ・グループです。 TFGは、北西州の低開発地域における青少年のための職業訓練を支援しています。ミシン、パソコン等の機材や研修を受けるための資金などを提供しています。十数年前からの活動により約1500人が研修を受けました。北西州の高官は、研修生の5割に明らかな成果が見られ、TFGの活動を高く評価していました。 また、村人の庭先にマホガニーなどの木を植林する事業にも取組んでいます。大きく成長した時点で売却し、子供の学費等に当てることを目的に、日本人の寄付が有効に使われています。 国際協力を行っているJICAは、草の根技術協力事業を数年前から実施しています。TFGは、この事業に応募し、5月に採択されました。 9月から北西州の低開発地域における農業の経済的自立支援事業が実施に移されました。開発途上国における貧困問題は深刻です。住民の経済的自立や社会的自立に重きを置く開発も貧困問題解決のための有効な手段といえます。 写真は左から@仏歯寺の門前で待つ子供たち A民族衣装を着る子供たち B職業訓練風景(チーズづくり) 日置雅夫より |