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コーディネーション部会は市民活動・ボランティア活動への市民の理解・支援の啓発 のためフェスタの開催を企画したり、ボランティアニーズの把握や対応の仕組みを作り、ボランティア不足に対応する人材の確保・提供が出来るよう ボランティア人材バンクの設置(データベース化を準備)を検討したり、ボランティア ・リーダーの養成のお手伝いをしています。

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老老介護
2009/07/1
老老介護市長の代わりはおっても夫の代わりはおらへんのや
写真は「老老介護」より
1999年2月、大阪府高槻市(人口約36万人)で前代未聞の記者会見がありました。
市長が妻の介護を理由に市長職を辞任すると表明したのです。記者からの矢継ぎ早の質問に、最初は丁寧に答えていた市長も、相つぐ執拗な質問についにカッとなり言い放ちました。「市長の代わりはおっても、夫の代わりはおらへんのや」と。当時は少子高齢化のひずみが現実となってきた頃であり、大きな社会的反響を呼びました。。そして、表明どおり辞職し妻の介護に専念しました。この果断な決断をした人こそ誰あろう、当時、大阪府高槻市の市長であった江村利雄さんでした。
奥さんはパーキンソン病で寝たきりでした。江村さん独特の介護力で一旦は認知症の症状も治りましたが、突然に起こった誤嚥(ごえん)事故のため残念ながら2006年に亡くなりました。江村さんは、奥さんが存命中の2003年に介護の闘争経過を1冊の本にまとめ発行しました。タイトルは「おおらかな介護力」といいます。「介護と仕事の狭間」「早よ死んでくれ」「介護地獄」「男泣き」「肩の力を抜く」「奇跡を起こしたろ」等々の見出しをみるだけでも、この本の訴えんとするところは想像できると思います。某日、事務的な用件と友人の見舞いを兼ね、久し振りに一宮市立市民病院を訪れました。今の時代には当然の情景と思いましたが、少子高齢化による「老老介護」の厳しい現実を目の当りにしました。それは、老夫婦のどちらかが「車椅子に乗る人と押す人」のカップルの多さです。長年暮らしをともにしてきた夫婦の合い助け合う人生模様は、時には微笑ましく、時には痛ましく映り胸を打たれます。恵まれた家庭では、ケア付きマンションに住み、至れり尽くせりの環境のもとに余生を過ごされる方もありますが、このような家庭はほんの一部であり、大半の家庭では老夫婦が助け合って「老老介護」の生活を余儀なくされています。更に未曾有の少子化がそれに拍車を掛けていることは言うまでもありません。  時には介護に疲れ果て、悲惨な家庭崩壊を招くことも往々にしてあります。また別居家族では、介護をしなければという重荷を背負いつつ、生活との狭間に苦悩している方たちもたくさんおられます。
きょう健康な夫婦が、明日には「老老介護」がやってくるかも知れません。これは人生の上で避けて通れない関門の一つです。。そんな時に江村利雄さんの著書「おおらかな介護力」が、あなたに勇気を与えてくれるかも知れません。地域や社会の福祉支援制度も含め「老老介護」について、家族で話し合うことも大切なことではないでしょうか。
(記)築城 基裕「VGL情報22号」より

平成21年・退職者ボランティア講座のご案内
2009/1/21
〜平成21年「退職者ボランティア講座」のご案内〜



退職者ボランティア講座

あなたの第2の人生を豊かにする

 あなたの経験・知識を生かす地域社会でのボランティア活動をめざします。

月 日

テーマ

講  師

219

()

ボランティア活動

一宮老人クラブ連合会

会長 木村 十九樹 氏

26

()

スポーツボランティアと
体力づくり

愛知県障害者スポーツ指導員
愛知県健康づくりリーダー

   酒井 マチ子 氏

3

()

退職者のセカンドライフを
楽しむために

NPO法人 イキイキライフの会

代表   中村 友之 氏

12

()


さあ始めようボランティア

NPO法人一宮ボランティアグループリーダーの会

会長   浅野 総一郎 氏

O 時間 : 各日とも午前10時12

O 会場 : 一宮市社会福祉協議会(本部) 会議室                  

(一宮市大和町宮地花池字中道9-16  TEL0586-24-2940

O 対象 : おおむね56才以上の退職者

O 定員 :  30

O 受講料:無料           

主催:一宮市社会福祉協議会

申込み平成21年 2月6日(金曜日)午前9時から、電話で
 一宮市社会福祉協議会へ
ご連絡下さい
Tel 24-2940 Fax72-5022

(2月26日タオル1本、水分補給のお茶又は水、必要) 

点訳サークル・ききょう
2008/08/15
 

地味な活動に「花」が! 
《点訳サークル「ききょう」》
点訳ボランティアは、手話通訳などと異なり、即時性、対面性が極めて低く、自宅作業が主体の地味な活動です。当サークルは、1975年の設立で、会員数34名のグループです  


この30年余りの間に点訳し、図書館に寄贈した点字図書の数も1000冊を超えるに至りました。わたくし達の活動内容をご紹介しておきましょう。
一般図書のほか一宮市の広報、健康ひろば、社会福祉、新聞の拾い読み、連載コラム、新商品紹介、将棋の棋譜(新聞・雑誌の各種タイトル戦、順位戦など)、楽譜、カレンダー、プロ野球選手名鑑、大相撲番付表などを点訳し、視覚障害の方々の要望に応じて、定期、不定期にお送りしております。将棋の棋譜などは、北は青森から南は北九州までの要望にお応えしています。
また、点訳講習会への講師や市内小中学校で行われている福祉実践教室への補助者の派遣、視覚障害者への通知文の点訳など行政のお手伝い、その他各種ボランティア活動への参加や協力などを行っております。
会員数は年々減少傾向にありましたが、今年度は6名の新会員を迎えることができ、活気付いていたところへ、7月に入って中日新聞で大きく紹介され、ICCTV(一宮ケ―ブルテレビ)でも活動状況が放映され、さらに谷一宮市長から感謝状をいただくなど、地味な活動が一気に華やいだ感じになったと同時に大きな励ましとなりました。
この「花」を糧に、今後も「点字を必要とする人が一人でも存在する限り」を、合言葉に活動を続けていきたいと思います。

写真は左から@点字図書贈呈時A新聞記事B感謝状受領後谷市長と

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